2003年、明ヶ瀬家に双子の弟、流音斗(なおと)と共に生まれる。ルネもなおとと一緒に男児として扱われて育ったため、幼い頃から髪は短く、女子よりも男子と一緒に遊ぶタイプの子供だった。
小学校二年生になったある日、母親と買い物に出掛けていたショッピングモールで当時スターライト学園の新入生だったゆずかのステージを見たことで、ゆずかへの強い憧れと、それまで自分が着たことの無いような可愛らしい衣装、そしてアイドル活動に興味を持つ。(短編小説「エピソード・ゼロ」)
中学一年生になり、四ツ星学園に入学。アイドルとしてデビューし、一定の活躍を見せるが、ボーイッシュな見た目とサッパリした性格から「イケメン過ぎるアイドル」として、定着してしまう。
S4決定戦では、自分が本来なりたい女の子らしいアイドルを目指すか、ファンが望むボーイッシュでカッコいいアイドルを目指すかの選択を迫られる。(同人漫画「ガーリッシュルネッサンス」)
ここから先は同人誌「ブレイブルネッサンス」、「オリジンズ・オブ・タレント」のネタバレを含んだ内容が記載されております。
二年生に進級するとイメチェンとしてエクステを使ったポニーテールに髪形を変える。直後に突如現れたヴィーナスアークとエルザ・フォルテのステージのあと、ヴィーナスアークで星のツバサを得る可能性のあるアイドルの卵として、ゆずかの従妹であるルネ、
神風輪舞に着目していた騎咲レイからスカウトを受ける。その場は輪舞が拒否する形で片がついたが、同じゆずかの従妹でありながら輪舞とは違い幹部生になれなかったことへのコンプレックスと、自分がアイドルとして何が出来るのか道に迷ったルネは、その答えを見つけるために独断でヴィーナスアークへの編入を決意する。輪舞とは喧嘩別れ同然で四ツ星学園を後にし、誕生日である4月30日にヴィーナスアークに乗り込む。しかし、その裏ではエルザ・フォルテと諸星ヒカルの間で、虹野ゆめ、桜庭ローラ、香澄真昼をヴィーナスアークへ留学させる条件として、流音をヴィーナスアークの生徒として引き入れるというエルザの要求に応じた取引が秘密裏に行われていた。
ヴィーナスアーク編入から三ヶ月後、輪舞と再開するが、四ツ星学園への復帰を願う輪舞とヴィーナスアークに残るルネの思いが交錯しステージで決着を着けることとなる。二階堂ゆずからトロピカルビーチコーデを借り、ルネは白鳥ひめから譲り受けたスワンレイクブルーコーデで対決に臨む。輪舞があと一歩で土星のツバサを得るところまで能力を引き出すが、ヴィーナスアークで実力を磨いていたルネが勝利。ヴィーナスアークに残ることとなった。
半年後、双葉アリアとマイリトルハートのミューズを賭けて対決。輪舞の時と同じくスワンレイクブルーコーデで臨むが、同じマイリトルハートのコーデでも木星のツバサの前になす術もなく敗北。その後、自分のアイカツを見つめ直すため部屋に籠りっきりになるが、レイから新ブランドであるロイヤルソードの共演を持ちかけられ、ロイヤルソードのプレ・ミューズとして活動を再開する。
その後、ヴィーナスアークがネオ・ヴィーナスアークに変わって程なくして、マイリトルハートとロイヤルソードの意匠を取り入れたキュートブランド「ブレイヴプリンセス」を独力で立ち上げ、オーナーであるエルザ自身も参戦を決めたネオ・ヴィーナスウェーブではエルザに次いで二位を獲得する。
ネオ・ヴィーナスウェーブのあと、ネオ・ヴィーナスアークを下船し、四ツ星学園へ戻ると歌組幹部に就任する。
四ツ星学園に戻って間もなく、約一年半ぶりに会ったゆずかから、ゆずか、ルネ、輪舞による合同ライブの話を持ち掛けられる。しかし、ゆずかの目的はふたりの成長度合いを見ることであり、ライブの最後にゆずか対ルネ、輪舞の一対二の対決をすることを告げられる。人数ではルネたちに分があるが、レジェンドアイドルになったゆずかとの真剣勝負に覚悟を決め、ゆずかを越えるために輪舞とユニット「レジェンドブレイカー」を結成する。
ライブ当日、フィナーレでゆずか対レジェンドブレイカーの対決が行われる。大勢の観客が見守るなか、その結果は……?
17年後、スターハーモニー学園に通うアイドル、
倫堂あきらから母親であるゆずかと対決することになってしまった話を聞き、輪舞とともにゆずかに勝つための手助けをする。