1999年、神奈川県に生まれる。母親がマスカレードの大ファンだった影響で、小学校に入る前からマスカレードの名曲に触れて歌うこととアイドルに興味をもつ幼少時代を過ごす。小学一年生で近所の公園でマスカレードの「Wake up my music」を披露したことで近所やクラスメイトのちょっとしたアイドルのような扱いを受けるようになる。以後、小学校卒業まで公園で定期ライブが行われるようになる。
小学三年生になった頃、同じマンションの隣人である
淡谷まりな?にステージ衣装を作ってもらい、近所のお祭りのステージに立つ。これが、後のゆずかがミューズを勤めるブランド「パステルドロップ」の誕生に繋がっていく。
小学四年生になり、イギリスから日本に引っ越してきた
狭山ベロニカと意気投合し、ふたりで公園のライブ活動をする。ライブ活動はあくまでアイドルごっこで、本気でアイドルになることは真剣に考えていなかったが、小学六年生のときにベロニカに共にスターライト学園に入学する話を持ちかけられ、見事試験に合格するが、ベロニカは不合格となってしまう。
2011年、星宮いちごがアメリカに行っている間に中学一年になりスターライト学園に入学。先輩トレーナーの北大路さくら、ルームメイトの
関町あさひ?とともにアイカツに励んでいく。その過程で後にトレードマークとなる赤い眼鏡「レッドスレンダーメガネ」を手に入れ、ドレスブランドを立ち上げたばかりのまりなと再会し、まりながデザイナーを務めるブランド「パステルドロップ」のミューズになる。
初めてのスターライトクイーンカップと紅白アイカツ合戦で数々の活躍を見せ次第にゆずかは同じ一年生たちの希望へと変わっていく。(「ゆずかツ!」、「ゆずかツ!First Year」)
二年生になると、一年生の時の活躍に対し敬意を込めて、同級生や後輩から全天で21ある一等星のうちのひとつ、ぎょしゃ座の「カペラ」のあだ名で呼ばれるようになる。進級して間もなくドリームアカデミーアイドルコースの新入生、
御影坂さろめと対決ライブで引き分けたことをきっかけに互いに惹かれ合うようになり、パートナーズカップでユニット「into you」を結成する。この頃ゆずかは破竹の勢いで数々のオーディションを受けてはアイカツランキングの常連となっており、ついにその功績を認められ
ゴールドスターアワードを受賞する。このことにより、トップアイドルの一員として世間に知られていくこととなる。
そして二年生の秋に、一度はスターライトの受験に落ちたベロニカがスターライトに編入。最初こそはゆずかと敵対していたがすぐに本心を打ち明け、織姫が提示した課題をふたりで協力して乗り越えたことで友情が深まった。
スターライトクイーンになったさくらと対決を交え、彼女の話を聞いたことと、ソレイユが全国ツアーをする話を聞いて、スターライト学園の外のアイカツも学ばないと次のスターライトクイーンにはなれないと悟り、三年生に進級するとほぼ同時に、西日本各地のアイドル学校を約半年間かけて廻る留学に出た。(「ゆずかツ!Second Year」)
留学の間、各地のアイドルとのアイカツや、さろめとのアイカツ道場での対決を経て大幅な実力をアップさせてスターライト学園に帰ってきたゆずかだが、学園長の光石織姫は身に着けた力の使い方が分からずただ相手を打ちのめし覇道を突き進もうとするゆずかを危惧する。それはさくらやあさひ、ベロニカ、そしてゆずか本人もやがて自覚し、スターライトクイーンを目標にアイドルの高みを目指すことと、戦いに勝利することの違いが分からず、苦悩する。しかし、トップアイドル神崎美月の助言により、今自分がクイーンカップで何を成すべきなのかを悟り、迷いを振り切ったことで精神的弱点を克服する。それと同時に、まりなからクイーンカップ専用のプレミアムドレスを受け取る。
ゆずかのステージ順は三日目の最終ステージ。大空あかりが史上初のスペシャルAランクのフィーバーアピールを決めた最高のステージのあとで、スペシャルアピールの限界を超えるアイドルのみが到達できる領域であるレジェンドアイドルに覚醒するが、逆にそれが仇となってステージの完成度ではあかりを超えることが出来ずクイーンの座を逃してしまう。
スターライト学園中等部卒業後、桜の木の下でそれぞれの道へ進む仲間たちとこれからもアイカツに励むことを誓い合った。(「ゆずかツ!Third Year」)
また、三年生のときにアイカツ道場の関西代表を務めた際、
鐵ミサの母親である鐵リサと対決。このことが、20年後にミサとゆずかの娘である
倫堂あきらとの因縁に繋がっていく。(「プロローグ オブ マザーズウィル」)